CBDにリラックス効果があるのはなぜ?メカニズムや効果をご紹介
CBDは麻に含まれる成分の1つで、リラックス効果をもたらすことは今や広く知られています。しかし、どのようなメカニズムでリラックス効果が得られるのか気になりませんか?そこで本記事では、CBDにリラックス効果がある理由をご紹介します。CBDを摂取するメリットについてもお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。
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CBD(カンナビジオール)にリラックス効果が期待される理由
人間の体には、エンド・カンナビノイド・システム(以下ECS)と呼ばれる仕組みが存在します。ECSとは、人間の身体に恒常性機能を維持するために必要な受容体システムであり、気分や痛みなどの調節、免疫機能の調整を行っています。CBDは、このECSという仕組みに働きかけ、身体をリラックスするよう機能させるのです。
またCBDは、不安の解消やストレス軽減に役立つ幸せホルモン「セロトニン」とも深い関係があることが知られています。CBDは、セロトニンの受容体にアプローチし、その働きを促進させることが分かっているため、興奮した気持ちや落ち着かない気持ちを鎮めてくれるでしょう。
THC(テトラヒドロカンナビノール)にはリラックス効果はない
麻(マリファナ)の主成分の1つに、THCと呼ばれるものがあります。麻由来の成分であることはCBDと共通していますが、抽出される部分が異なるため、効果や取り扱いが全く違う覚えておきましょう。
前提として、THCに含まれる成分のほとんどは、日本国内において違法成分としての扱いです。安全性の高いCBDに比べてTHCは、幻覚や喉の渇き、息切れ、精神的依存などの副作用があり、リラックス効果は期待できません。むしろ、THCを摂取することで精神活性作用が認められています。
CBDを摂取することで得られる効果
ここでは、CBDを摂取することで得られる代表的な効果をご紹介します。
ストレス緩和効果
CBDに期待できる大きな効果の1つに、ストレス緩和効果が挙げられます。CBDの成分により自律神経が整うことで、不安が軽減したりストレスが緩和したりするため、心身ともに自然とリラックスできるでしょう。強いストレスや長期間不安を抱えることは、健康にとって良くありません。CBDを生活にうまく取り入れることで、健康サポートに役立ててください。
身体調整機能調整のサポート
人間の身体には、恒常性や身体のシステムをコントロールする機能であるECSが存在します。ストレスや加齢によってECSの働きが弱まってしまうとカンナビノイド欠乏症になり、さまざまな疾患を引き起こす原因になることが分かっています。CBDを体内に取り入れることで、カビノイド欠乏症を防ぐことができるため、健康を維持することにつながるでしょう。
安眠のサポート
寝付きが悪い方やすぐに目が覚めてしまう方がCBDを使用すると、多くの場合症状が改善されます。PTSDによる不眠を抱えている方に対しても、効果が認められたという報告もあるため、今後ますます安眠のために用いられる機会が増えてくるでしょう。
CBDのメリットとして、日中に摂取すると覚醒する効果があり元気に活動することができますが、夜間に摂取すると眠りを促進するという点が挙げられます。自分の生活リズムに合わせて、摂取のタイミングを考えましょう。
CBDを生活に取り入れてリラックスしよう
本記事では、CBDにリラックス効果が認められている理由をご紹介しました。CBDのリラックス効果は科学的にも証明されているため、不眠で悩んでいる方や心が落ち着かない方、イライラしがちな方には特におすすめです。精神が不安定だと、身体に思わぬリスクをもたらすことがあります。CBDをうまく取り入れて、心身ともに健康な状態を保ちましょう。