エイジングケアはいつから必要?肌が出すサインやケア方法を紹介
若々しい肌を保つための「エイジングケア」ですが、実際は何歳頃から始めるのが適切なのでしょうか。今回は、エイジングケアの始め時や、注意したいエイジングサイン・それにともなうケア方法についてご紹介します。
この記事を読むための時間:3分
エイジングケアとは
エイジングケアとは、年齢による肌の変化に応じたお手入れをすることです。人間の肌は、年齢を重ねるごとにさまざまな機能が低下していきます。そんな肌の力を、再度引き出してあげるには年齢なりの肌の特徴・弱点をよく知り、正しいエイジングケアをすることが大切です。
エイジングケアを始めるべき年齢
肌にはターンオーバーという、肌細胞が生まれ変わる周期があり、20代前半の頃はこの周期が28日~30日程といわれていますが、年齢とともに周期が長くなっていく傾向があります。周期が長くなると角質の硬化によりバリア機能が低下し、それにともなうキメの粗さやシミを産んでしまうのです。そのため理想的には20代後半から、エイジングケアを意識したお手入れを取り入れるのが好ましいでしょう。
ケアの必要さを知らせる「エイジングサイン」
エイジングケアを始めるのは、20代後半からが理想的と紹介しましたが、その前でも「エイジングサイン」が出た場合は早めの対策が必要です。肌のエイジングサインには、主に以下のようなものがあります。
シミ
シミやそばかすは、代表的なエイジングサインのひとつです。パッと見ただけでは気付きにくいことがありますが、よく見ると薄いシミができたというケースも。定期的に細かくチェックし、シミやそばかすが増えていないか確認することが大切です。
シワ・もたつき
エイジングが進むとシワやもたつきが目立ってきます。目元や口元の細かいシワに加え、ほうれい線の出現、額や首にもしわによるサインが出やすいのでチェックしましょう。また、フェイスラインや口角が以前より下がり気味と感じたら、もたつきも出ているサインです。
くすみ
ずっと使ってきたファンデーションの色が合わないと感じたり、浮いているように見えたりしたら肌がくすんでいるサインです。また、肌のくすみは目の下のクマも目立たせるため、顔全体が暗く疲れた印象に変化していないかをチェックしましょう。
メイクのり
肌にかさつきやきめの粗さが出てくると、メイクのりが悪くなるとともにメイク崩れもしやしくなります。スキンケアを変えていないのに、メイクの肌なじみが悪くなったと感じる場合は、エイジングケアを始めるサインといえるでしょう。
エイジングケアの方法
ここでは、エイジングケアに必要な基本のお手入れ・対策方法をご紹介します。
保湿を徹底する
エイジングケアでとくに意識したいのが保湿です。加齢とともに肌の保水力はどんどん減少し、バリア機能を失っていきます。これを予防するには潤いをしっかりと与え、外の刺激から肌を守ってあげることが大切です。
正しい洗顔をする
汚れをしっかり落とそうと、ごしごし洗いをしていた人はとくに洗顔方法の見直しが必要です。肌は思っている以上に刺激に弱いため、洗顔の刺激でトラブルを招く恐れもあります。洗顔は、肌に優しい成分を選び、泡で肌を包み込むように洗い、できるだけ刺激を与えないようにしましょう。
紫外線対策をする
紫外線は年間を通して、肌トラブルの原因になります。日差しの強い夏場だけでなく、常に対策をおこなうことが大切です。曇りの日だとしても紫外線自体は降り注いでいるため、季節や天候に関わらず、UV対策グッズを上手に活用していきましょう。
生活習慣を整える
睡眠不足や偏食といった生活習慣の乱れも、肌のエイジングを進めてしまう原因になります。健やかな肌を保つには、バランスの良い食事をはじめとした生活習慣の整えが大切です。また、過度なストレスも肌を傷める原因になるため、適度な運動やリラックス時間を設けるなど心のケアも大切にしましょう。
肌からのサインを見逃さずにエイジングケアを始めよう
肌はとても正直なため、弱ったときにはかならずサインを出してくれます。年齢を問わず、肌の変化や調子下降気味だと感じた場合は早めにエイジングケアを始めましょう。