ゆらぎ肌を早く解消!正しいスキンケア手順やポイントを解説
ゆらぎ肌になってしまった場合は、スキンケアの基礎を改めて確認したり、方法を変えることが大切です。今回は、ゆらぎ肌のスキンケアのポイントや、正しい手順についてご紹介します。
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ゆらぎ肌のスキンケアのポイント
ゆらぎ肌にはさまざまな症状があるため、合わせた対応が大切です。ここではゆらぎ肌になった場合の、対策についてご紹介します。
炎症の鎮静化
肌に赤みや、ヒリヒリとした痛みなどが出ている場合は、抗炎症成分入りのスキンケアで優しくケアをしましょう。これらの症状は、肌質の改善よりもまずは、肌の炎症をいち早く静めることが大切です。炎症が酷くなる場合は、皮膚科を受診して医師に症状を相談しましょう。
「敏感肌用」にシフト
ゆらぎ肌は、とにかく肌が弱っている状態です。敏感肌用やアレルギーテスト済といった肌に優しい成分のスキンケアにシフトしましょう。特に、アルコール・香料・着色料・界面活性剤などが使われているスキンケアアイテムは避けるべきです。また天然成分やオーガニックも、人によってはアレルギー反応を起こす可能性があるため、心配な場合は使用前にパッチテストを行ってください。
肌のバリア力強化
ゆらぎ肌を回復させるには、肌のバリア力を強化するのもポイントです。炎症などがない場合のゆらぎ肌対策に適しているのは、まず保湿ケア。肌に優しい成分の化粧水でしっかりと保湿したあと、油分を含む敏感肌向けのクリームや乳液でフタをしましょう。肌に取り込んだ水分を逃がさず閉じ込めることが大切です。ただし、刺激の強いケアはNGのため、ピーリングや毛穴パックなどは行わないようにしてください。
ゆらぎ肌のスキンケア手順
ゆらぎ肌の回復には、基本的なスキンケアを正しく行うことが欠かせません。ここでは、スキンケアの手順についてご紹介します。
クレンジング
まずはクレンジングで、肌に付着したメイクや汚れをきれいに洗い流しましょう。この時のポイントは「やさしく手早く」です。クレンジングはなるべく1分程で完結することを目安に、指先で優しくクレンジング剤を馴染ませて刺激を与えないように汚れを浮かせて洗い流してください。
洗顔
洗顔は、手と顔をぬるま湯で濡らしてから洗顔料をしっかり泡立て、優しく顔全体を包み込みます。泡で汚れを吸着するイメージで円を描きながら、優しく洗っていきましょう。また、洗い流すときは熱いお湯を使ってしまうと肌にダメージを与えるため、ぬるま湯でしっかりすすぐのがポイントです。
化粧水
洗顔後は、肌からどんどん水分が蒸発していくため素早く化粧水で保湿をしましょう。肌がゆらいでいる時は、通常より多めの量を使って2~3度に分けてしっかり浸透させるのが効果的です。擦るように広げたりはせず、両手のひらでゆっくりと丁寧に馴染ませてください。
乳液&クリーム
化粧水のあとは、必ず乳液またはクリームを使用します。化粧水は浸透させても、そのままだと徐々に蒸発してしまうため乳液やクリームでしっかり蓋をして潤いを閉じ込めてください。ここでも、肌に優しい成分の乳液・クリームを使用するようにしましょう。
過度な手入れは逆効果
肌がゆらいでいる時には、過度なお手入れは厳禁です。とくにピーリングや毛穴パックなどは、強い刺激を与えるだけでなく必要な角質まで剥がれる可能性があります。ゆらぎ肌には、とにかく刺激を与えない「優しさ」が大切です。
ゆらぎ肌には「優しいケア」が不可欠
ゆらぎ肌は、肌からのお疲れサインです。ちょっとした刺激でも肌がダメージを受けてしまうため、ケアする際には常に「優しく」を意識していきましょう。ゆらぎ肌はあくまで一時的になものがほとんどなので、正しいケアを行えば早めの回復が期待できます。