【チェック付き】ゆらぎ肌と敏感肌の違いは?自分の肌状態を知ろう
肌の状態が低下している時に「ゆらぎ肌」「敏感肌」という言葉がよく使われます。症状などを見ると、似ている箇所も多くありますが、この2つには明確な違いがあるのでしょうか。そこで今回は、「ゆらぎ肌」「敏感肌」について、それぞれの特徴やおすすめのケア方法などを紹介します。肌荒れに悩んだ時はセルフチェックも確認し、自分がどちらのタイプかもぜひ参考にしてみてください。
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ゆらぎ肌と敏感肌の違い
まずは、ゆらぎ肌と敏感肌とは主にどのような状態を指すのか、それぞれについてご紹介します。
ゆらぎ肌
ゆらぎ肌は、季節の変わり目やストレスなどの影響で肌状態が一時的に敏感になり、少しの刺激でもトラブルを起こしてしまう状態です。人間の肌は日々多少のゆらぎがありますが、それが顕著に表れたらゆらぎ肌であると言えます。もっとも特徴的なのは、スキンケアを変えていないのに化粧ノリが悪い・急にニキビや吹き出物ができる・痛みや痒みが出るといった症状が出る点です。
敏感肌
敏感肌に明確な定義はありませんが、さまざまな刺激に対し慢性的に敏感になっている状態です。敏感肌によるバリア機能の低下は、環境的な要因というよりも、生まれつきのものが多いと言われています。敏感肌の人はちょっとした刺激にも反応してしまい、炎症やかゆみなどを引き起こしやすいため、外部からの刺激に注意が必要です。
ゆらぎ肌?敏感肌?セルフチェック
肌トラブルに悩んだ場合は、まず自分がゆらぎ肌か敏感肌かを知ることが大切です。ここでは、それぞれの特徴について紹介します。セルフチェックもありますので、ぜひ自分の肌状態がどちらかを確認してみてください。
ゆらぎ肌の特徴
- 季節の変わり目に肌が荒れやすい
- 生理の前後に肌が荒れやすい
- 気持ちが疲れている時に肌が荒れやすい
- 年齢を重ねて化粧ノリが悪くなる日が増えた
- 寝不足や飲みすぎた翌日は肌が荒れやすい
敏感肌の特徴
- 季節を問わず常に乾燥している
- 化粧品でかぶれたり、強い刺激を感じることがある
- 花粉の季節に肌が荒れやすい
- 赤みや炎症が出やすい
- 保湿をしてもすぐに乾く
ゆらぎ肌・敏感肌のケア方法
ゆらぎ肌・敏感肌にはそれぞれ基本的なケア方法があります。ここでは、スキンケアを行う上でのポイントをそれぞれ見ていきましょう。
ゆらぎ肌
ゆらぎ肌ケアの基本は以下の通りです。
- 保湿を重視する
- 生活習慣・食事を整える
- 睡眠をしっかりとる
- 肌に強い刺激を与えない
- 低刺激のスキンケアに変更する
ゆらぎ肌は一時的に肌が弱っている状態なので、とにかく強い刺激を与えずに、潤い補給で肌バリアを回復させることが大切です。スキンケアの見直しはもちろんのこと、ゆらぎ肌は体が疲れてるサインであることも多いもの。ストレスを溜めずに、バランスの取れた栄養補給としっかりした休養も忘れてはいけません。とくに肌の回復にも繋がる睡眠は、しっかり取るようにしましょう。
敏感肌
敏感肌ケアの基本は以下の通りです。
- 肌を清潔に保つ
- 乾燥や刺激から肌を守る
- 紫外線対策を徹底する
- 低刺激のスキンケアを使用する
- 状態によっては皮膚科の受診も検討
敏感肌は、セラミドやNMF(天然保湿因子)が少なくなることで角層の中の水分が減少してしまいます。これが乾燥の原因となり、皮膚のバリア機能が低下してしまうのです。敏感肌のケアは、乾燥をできる限り防ぐのがポイント。そのためにも、低刺激で自分に合ったスキンケアを見つけて肌を守ってあげることが大切です。
また、敏感肌によって起こった肌荒れが悪化した場合は、皮膚科を受診してしっかりと治療を受けましょう。
ゆらぎ肌も敏感肌も肌が弱った状態
ゆらぎ肌・敏感肌は特徴に違いはあれど、どちらも肌が弱っている状態です。肌のバリア機能を守り、おぎなうスキンケアを心がけましょう。そのためにも、肌に優しく自分に合ったスキンケア用品を見つけること・肌を丁寧に扱うことが大切です。