運動習慣はアンチエイジングへの1歩!おすすめの頻度や運動法を解説
適度な運動は、さまざまな健康法で必ず挙げられる方法ですが、もちろんアンチエイジングの効果も期待できるものです。そこで今回は、運動とアンチエイジングの関係についてをはじめ、理想的な運動頻度やおすすめの運動方法についてご紹介します。
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運動がもたらすアンチエイジング効果とは
アンチエイジングに大切な方法のひとつとして、運動が取り上げられますがどのような点で効果があるのでしょうか。まずは、運動とアンチエイジングの関係についてご紹介します。
若返りホルモンの分泌が増加
運動をすると、若返りホルモン・幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌がうながされます。セロトニンは、脳や心にリラックスを与え自律神経の調整にも役立ちます。これらのバランスが崩れると、ストレスの増加や意欲の低下など、老化を進める原因が生まれやすくなってしまうのです。そのため、運動で積極的にセロトニンを生み出すことはアンチエイジングにも効果的とされています。
汗をかくことで代謝をアップ
人間は汗をかくことで、老廃物や余計な水分を排出します。また、新陳代謝が上がることで、免疫力・体力アップ・美肌効果も期待できるでしょう。また前項で紹介したセロトニンも、体の代謝が良いほど全身に上手く運ばれていくため、代謝アップはアンチエイジングに欠かせません。
筋力・体力の維持
体の筋力は、何もしない場合加齢によって確実に衰えていきます。筋肉の衰えは、転倒といったケガのリスクもアップさせてしまうのでとても危険です。また、体力の衰えも免疫力の低下を引き起こし、風邪や感染症を重症化させる可能性があります。若々しさを保つこともですが、健康を維持しやすい体作りもアンチエイジングには必要と言えるでしょう。
腸内サイクルの改善
運動は、胃腸の動きも活発にします。とくに美肌には腸内環境が大切とされているため、排出力を高め血行サイクルの改善を行うことはアンチエイジングにも繋がるのです。毒素の少ない、綺麗な血液とともに栄養が体中に行き届くと、ターンオーバーが促されて肌が瑞々しさを取り戻してくれるでしょう。
たるみ解消
年齢を重ねると、皮膚はどんどんたるんできます。しかし、運動で筋肉を鍛えておくと土台がしっかりと皮膚を支えるためハリを保つ効果が期待できるのです。たるんだ皮膚は、弱々しくどこか不健康な印象になりがち。運動でメリハリのある体型を作れば、ハツラツとして若い印象を与えられますよ。
過度な運動は逆効果
運動はアンチエイジングに効果的とはいえど、やりすぎは逆に老化を早めてしまう可能性があります。アンチエイジングを意識する上で体を錆びさせると言われる「活性酸素」を減らすことが重要です。しかし過度な運動は活性酸素を増加させてしまいます。アンチエイジングには、軽く汗を流して気持ちが良くなる程度の運動を取り入れましょう。
アンチエイジングに効果的な運動の頻度
理想は1日30分の運動を週6回、少なくとも2〜3回と言われています。まずは週2~3回から取り入れるのがおすすめですが、それでも1日に30分も運動は厳しい人もいるかもしれません。その場合は、1日の中で「15分歩く」を2回に分けても大丈夫。または、少し早歩きをする・階段を極力使うなど「運動するぞ!」と意気込まずに、日常の動きに負荷をかけることを意識するのがおすすめです。
アンチエイジングにおすすめの運動
では、実際にアンチエイジングに適した運動はどのようなものでしょうか。ここでは、おすすめの運動方法について紹介します。
ストレッチ
ストレッチは、運動が苦手な人でも取り入れやすいプログラムです。あまり運動量が無いように見えますが、普段動かさない筋肉をしっかり伸ばしほぐすことで、血行改善や代謝アップに繋がります。運動不足の人はストレッチでも、充分汗ばむ運動になるでしょう。
ウォーキング
手軽な有酸素運動としておすすめなのが、ウォーキングです。運動が苦手な人は、短い時間・短い距離から始めて徐々に長い時間・長距離に挑戦していきましょう。ウォーキングはリフレッシュ効果も期待できるため、アンチエイジングの敵となるストレス解消にも適しています。
筋トレ
筋トレは、大きな筋肉が集まる下半身・背中周りの筋肉を鍛えると代謝や血の巡りが早く改善されるのでおすすめです。ただし、前項でもご紹介した通り、負荷をかけ過ぎた筋トレ(運動)はアンチエイジングに対して逆効果になってしまいます。体に無理のない程度で筋肉を動かしていきましょう。
アンチエイジングには運動の習慣化が大切
運動は、確実にアンチエイジングに繋がります。そして、その効果をしっかり出すためには習慣化させることが大切です。また、体を作り上げることは、健康を保つことでも大切な要素となります。ぜひ、自分に合った運動を積極的に取り入れて、習慣化させていきましょう。