ゆらぎ肌によるニキビを防ぎたい!原因や対策方法を解説

ゆらぎ肌になった際に悩む症状のひとつが、ニキビの発生です。ゆらぎ肌とニキビには、どのような関係があるのでしょうか。今回は、ゆらぎ肌によってニキビが起こる原因や、対策、できてしまった際のケア方法についてご紹介します。
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ゆらぎ肌とニキビの関係
ゆらぎ肌は、一時的に肌のバリア機能が低下し不安定になっている状態です。そのため肌はバリア機能を補おうと、肌表面の角質を厚くしたり、皮脂を過剰に分泌したりします。その結果、毛穴にアクネ菌が詰まり、ニキビを引き起こしやすくなってしまうのです。
ゆらぎ肌でニキビができる原因
ゆらぎ肌でニキビができる外的要因は、主に以下の通りです。
気温差や乾燥
気温差や乾燥は、ゆらぎ肌を引き起こす原因です。とくに乾燥は、肌のバリア機能を低下させ刺激に対して敏感になります。そこに、乾燥を補おうと分泌される皮脂が溜ると炎症を起こしやすくなり、ニキビの発生に繋がるのです。
マスク
マスク生活も、ニキビの原因になります。マスクをしていると、中が潤っているように感じますが、呼気が蒸発するときに肌のうるおいを奪うため実は乾燥しているのです。すると、水分不足を補うべく皮脂が過剰分泌されるため、ニキビができやすくなってしまいます。
紫外線
紫外線は肌にとってとくに大きなストレスとなり、ゆらぎ肌を引き起こしニキビもできやすくします。また、紫外線はできたニキビを悪化させる可能性もあるため、できる前はもちろんできた後も、しっかりとした対策が必要です。
不規則な生活・ストレス
睡眠不足や偏食、ストレスによるゆらぎ肌は肌のターンオーバーにも影響を及ぼします。ターンオーバーが周期的に行われないと毛穴の角層もはがれずにとどまり、厚くなって出口をふさぐように。これにより、古い皮脂が毛穴の中に溜ってニキビができやすくなります。
ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンのバランスが乱れると、美肌ホルモンとも呼ばれる「エストロゲン」の分泌量が少なくなり、ゆらぎ肌が起こります。また皮脂分泌も多くなるため、ゆらぎ肌で弱った肌はアクネ菌を溜め込みニキビが発生しやすくなります。
ゆらぎ肌ニキビの対策
ゆらぎ肌になってしまった、またはニキビができてしまった場合には早い対策がカギとなります。主に以下の点を中心に、肌や体のケアをしていきましょう。
メイクは帰宅後すぐにオフ
ゆらぎ肌は、毛穴が詰まりやすい状態になっています。そのため長時間汚れを溜めないことがポイントです。帰宅後はできる限り早くメイクオフをして肌を清潔な状態にしましょう。毛穴の汚れを取り除きすぐに保湿してあげることが、ニキビ対策に繋がります。
化粧品は低刺激のものに
ゆらぎ肌の間は、いつもの化粧品に対して刺激を感じる場合があります。そのときは、低刺激の化粧品に変更してケアをしましょう。無理に同じ化粧品を使い続けると、ニキビができやすくなるのはもちろん、肌の回復も遅くなってしまいます。
しっかり保湿
ゆらぎ肌の中でも、多いのが乾燥による肌トラブルです。乾燥で刺激に弱くなった肌は、ニキビもできやすくなってしまうのでしっかりした保湿で対策をしましょう。保湿力の高い化粧水で肌を潤し、クリームで蓋をして水分を閉じ込めてください。この際は、手のひらで優しくケアをして肌に強い刺激を与えないように注意しましょう。
肌のクールダウン
外にいる時間が長かったり、室内でも日に当たる時間が長かったりした場合は化粧水をたっぷり含ませたコットンで肌をクールダウンしましょう。浴びてしまった紫外線のダメージを最小限に押さえることが、ニキビ予防にも繋がります。
生活習慣を改善
食生活と睡眠はゆらぎ肌に直結しやすいため、意識して整えていきましょう。生活習慣の乱れによるゆらぎ肌は、とくに皮脂分泌が多くニキビが発生しやすい状況になります。しっかりした睡眠をとり、体のリズムを整えてください。また、腸内環境の悪化もニキビの発生を手助けしてしまうため、バランスの良い食生活を意識しましょう。
ゆらぎ肌はニキビを引き起こしやすい
ゆらぎ肌の状態は、さまざまな刺激に弱いとともに、毛穴に皮脂や汚れがたまりやすくなるため、ニキビを引き起こしやすくなっています。肌の変化を感じたら、すぐにゆらぎ肌用のケアを始めてニキビの発生を防いでいきましょう。